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■■■疎開先
倉敷市真備町岡田字桜
↑疎開先の家の門を出たところから |
![]() 昭和20年4月〜昭和23年8月、吉備郡岡田村字桜(当時)に横溝正史先生(43〜46歳)は滞在された。この地で数々の名作と名探偵金田一耕助は生まれた。 ←クリックしたら大きくなります。
10:00〜16:00 開館日=火、水、土、日の曜日 無料 |
■濃茶の尼の祠 | 疎開先の家から、南へ30メートル下ったところに「こいちゃのばあさん」とよばれている祠がある。そばには小川が。「八つ墓村」にも登場?! これには、『岡田藩家老・千石氏の奥方が東海道の関という宿場で病気になった時、宿の近くの茶屋のばあさんが親切に世話をしてくれ、何処やらへお参りして願掛けをすると霊験があると教えてくれた。女中を代参させて願掛け御祈祷をすると、病気がよくなって無事に帰国することができたので、奥方はそれを恩義として関の地形と同じ川添いの道の四つ角のところへ祠をつくってお祀りした』という言い伝えがあるそうです。 |
■耕助岩 | 濃茶の尼の祠↑のすぐ右横にある岩。長方形をしており、座るのにちょうどよい。 横溝先生が、よくここに座って考えていた事から、人よんで「耕助岩」。 さぁ、あなたもこの岩に座ってみよう〜!ヽ(^。^)ノ |
■真備町ふるさと歴史館
倉敷市真備町 |
ここは江戸時代の真備町、岡田藩支配時代の古文書を保存した文書(もんじょ)館なんだけど、横溝先生の遺品をご家族から寄贈されている「横溝正史コーナー」がある! 書斎の再現や自筆の原稿等。古い写真パネルも展示。入り口のビデオコーナーでは「横溝ビデオ」を見せてもらえます〜! 開館日:火、水、土、日の曜日 問い合わせ:0866-98-8433 10:00〜4:00 |
■千光寺 | 獄門島に出てくる千光寺の名前のモデルとなったお寺。 疎開先を向かって右の細い道をずんずん進み、山手に行くとお墓が見えてくる。 上り坂をのぼった所が千光寺。 |
■■大池の弁天様 | 濃茶の尼の祠の四つ角を、向かって左の道をまっすぐに行くと大池という大きな池がある。その池のほとりに弁天様を祀った地所。もちろん先生のお散歩コース♪「空蝉処女」のモデル。渇水時期には沈んだ古木も現れる。 |
■山田池(山の谷池) | お散歩好きの先生は、この池にも出没したらしい。しかも夜中も〜(゜o゜; 辺りは今でもうっそうと木が生い茂り、自然に包まれている。夜中に一人で来ると怖いと思うのですが・・・。作品中にも山の谷の地名が出てきます。 場所は、千光寺から東へしばらく進み、斜めTの字を左に曲がって、舗装があまりされていない道をどんどん進めば到着。 |
■■高梁川&旧川辺橋
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「右手にステッキを持ちぶらぶらとこの橋を渡った」 昭和8年完成されたこの橋、当然横溝先生をはじめ金田一耕助や「本陣殺人事件」に登場する人物達ももちろん渡ったであろう橋。今は歩道&自転車道として機能している。車道用として、すぐ隣に新川辺橋ができている。 |
■■清音駅 | 「金田一耕助が、「清−駅」に降り立った」
いわゆる岡田村の最寄の駅だった。JR清音駅。 |
■川辺宿駅 | ![]() ←金田一耕助の絵がこの駅のシンボル。駅前の自動販売機にもこの絵がついてる。 金田一耕助のシルエットをモチーフにしたデザイン。 |
■川辺本陣
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「かつて一柳家の先祖は、この川−宿の本陣だった」
川辺は山陽道の宿場町として栄えたところ。今は本陣跡の石碑が立っているだけ。 実際の子孫が横溝先生の疎開中に、桜の隣の集落に住んでいたらしい。 |
■名探偵金田一耕助 ミステリー遊歩道(ロード) |
![]() かなりの距離があるので、暑い時期は避けた方が賢明かも。 |
■■三宅酒屋 | 桜時代の横溝家御用達の酒屋。向かいの空き地の公園は岡田村役場跡地。 「本陣殺人事件」で三本指の男が一柳家への道を聞き、水を一杯所望した場所。 ただ、モデルは隣にあった小料理屋のほうじゃないかとも言われています。 御主人は子供の頃、酒屋の小僧さんとして横溝邸に配達されていたそうです。 |
■吹屋ふるさと村
川上郡成羽町 |
江戸時代から明治にかけて西日本有数の銅とベンガラで栄えた街。現在は「ふるさと村」として観光地となっている。 山奥の旧街道沿いに、ベンガラ格子に赤銅色の石州瓦が印象的な、堂々とした商家や町屋が500メートルにわたって軒を連ねている。もちろん映画やドラマのロケ地として何度も使われてます〜!散策してみましょう。郵便局にも寄るべし! その他、広兼邸や笹畝坑道など付近一帯の観光地全部を含めて「吹屋ふるさと村」と呼ぶ。(GS少、要注意) 施設共通券有り(ベンガラ館、広兼邸、郷土館、坑道)700円 問い合わせ:0866-29-2222 吹屋公民館 |
■大塚墓 | ![]() 松竹「八つ墓村」で久弥の埋葬シーンに使われた。 車でふるさと村を訪れた方は、足をのばしてみては? ふるさと村の通りを下ったところにあるTの字を、左に行けば大塚墓。右に行けば広兼邸。 |
■広兼邸
川上郡成羽町中野1710 |
徳川末期に建てられた、小泉銅山とベンガラで巨万の富を築いた豪商、広兼氏の邸宅。桜門づくり城郭にまがうばかりの石垣、二階建ての母屋、土蔵3棟、長屋、庭園には風流な水琴窟などなど、ため息が出てしまう。 八つ墓村、獄門島等、映画やドラマのロケ地に何度も使われているので、見覚えある人も多いはず。下の駐車場ではつきたて餅が食べられる(*^。^*) 大人は300円、小中学生150円 問い合わせ:0866-29-3182 8:30〜17:00 年末年始休 |
■西江邸
成羽町坂本1604 |
銅山とベンガラの経営で財を成した西江氏の邸宅。白壁と石州瓦が調和する豪勢な佇まいで、江戸中期の建築といわれている。敷地内には駅馬舎や簡易白洲が残り、火事盗賊や山法などを裁く権限も与えられていて幕府の御用所として利用さえていたことがあるという。 |
★矢掛本陣
矢掛町矢掛3078 |
酒屋を営む石井家の18世紀中頃の建築が現在によみがえる? 広大な敷地の中には、書院様式の座敷をもつ11棟からなり、大名や公家などが休泊した上段の間は、武家屋敷としての書院造りに町屋の趣きを取り入れた格調高い造り。白壁、鬼瓦、なまこ壁などなど、日本民家の見どころ満載! 向かいに脇本陣も公開されており、大庄屋であった旧家高草家を見ることができる。 矢掛本陣 大人は400円、小・中学生200円 休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始休 問い合わせ:0866-82-2700 9:00〜17:00(夏季)9:00〜16:00(冬季) 矢掛脇本陣 矢掛町矢掛1981 大人は300円、小・中学生150円 問い合わせ:0866-82-0650 開館日:日曜日&水曜日 |
■野崎家旧宅
倉敷市児島味野 |
塩田王と呼ばれた野崎家の民家。![]() 土蔵群が待ち構えていてとにかく豪華! 広い庭には水琴窟まであり、昔の面影をそのままに残している。 中では塩まんじゅうも売っているゾ!ヽ(゚-、゚)ノ 2004年春放送の稲垣吾郎金田一「犬神家の一族」のロケ地でもある。 大人は500円、小中学生300円 問い合わせ:086-472-2001 月曜と年末年始が休み |
■濃茶の尼のバス亭
高梁市落合町福地 |
松竹「八つ墓村」![]() 渥美清が話し掛けてきたりと、印象に残る場所。映画では村人たちが 憩う場所となっていたようです。 「八つ墓村」DVDの特典映像でも紹介されてますが、現在はそのバス亭となった小屋はありません。特典映像を撮影した後、廃棄処分されたそうです。お店兼簡易郵便局。 |
■久野医院と大谷八幡神社
川上町 |
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■三座神社
お宮参りの神社と井川丑松邸 高梁市中井町 |
ビジネスホテル高梁では、当時のロケの様子を聞くことができます。 |
■千屋牛 | 黒毛和牛の千屋牛肉は、役牛として作られた千屋牛を清らかで緑豊かな風土の中で、時代の流れにあわせ肉質を更に改良したもの。適度に脂がのったその味には定評あり(^-^) 「八つ墓村」関連。 ちょっと現在調べ中。待っててください。 |
★津山事件
津山市K町大字Y、K集落 |
昭和13年5月21日深夜1-3時頃、津山市の北20キロに位置する苫田郡内の戸数23人口111人(当時)の小村で、21歳の青年が起こした事件。日本刀や猟銃を使い、約1時間半の凶行で民家11戸を襲い30名の死者、重傷1名、軽傷2名を出した。 「八つ墓村」のヒントになった事件として有名。防犯展覧会で、その惨劇の写真等を先生は見たらしい・・・。(*_*) 当時は津山市内ではなかったが2005年3月津山市に吸収。 |
■勝山駅 | 「夜歩く」に出てくるK駅の事。JR勝山駅。 ここから牛車でゴトゴト、金田一耕助たちは鬼首村へ向かいます。 ちょっと現在調べ中。待っててください。 |
■八塔寺ふるさと村
和気郡吉永町 ↑稲垣「八つ墓村」で辰弥が |
場所は兵庫県よりの岡山県にあり、「悪魔の手毬唄」の舞台と一致する。 稲垣金田一の「八つ墓村」やトヨエツ金田一の「八つ墓村」のロケ地。 わらぶき屋根の民家が田んぼの間に点在しており、とてもいい雰囲気♪金田一の気分になって、あぜ道をゲタで走ってみよう〜!
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■■笠岡港 | 笠岡はカブトガニ博物館と港があるところ。「獄門島」「悪霊島」等のロケにも使われました。でも倉庫街は年々壊されつつあるそうです…。 ここから獄門島に渡る船が出てます。 ちょっと現在調べ中。待っててください。 |
■■下津井 倉敷市下津井 |
![]() 現在も昔と変わらない景観がまだ残っており、鷲羽山に瀬戸大橋を眺めに来る観光客がたまに立ち寄る。橋の為に、鉄道も航路も廃業してしまったが、景色もよくていいトコですよー。 ![]() 「むかし下津井回船問屋」には資料が豊富にあるので必見。 薬箪笥も展示してありました→ ←廃駅となった下津井駅は映画「悪霊島」のロケ地。 今も残る古い町並みを、浅井はるの家を探して歩いてみよう! ヒッピー風の若者にも会えるかもしれませんぜ。 |
■鷲羽山
倉敷市
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児島半島の先端の山。「悪霊島」では、冒頭で磯川警部と金田一耕助が、例の「鵼のなく夜は…」のテープをそこで聞く。展望場所は駐車場から少し歩いて登らないといけないのですが、わざわざそんな上まで当時の重いテープデッキを持っていった磯川警部はスゴイ(^-^;![]() 余談ですが、鷲羽山ハイランドという遊園地があります。そこでのイチオシはジェットコースターではなく、スカイサイクルです。ぜひお試しあれ〜! |
■真鍋島
笠岡市真鍋島 |
笠岡から船でトコトコ。横溝先生の岡田村での軍師、加藤一(ひとし)さんが先生として赴任していた場所。要するに、実質「獄門島」のモデル。昭和の始めからほとんど風景が変わっていないと言われていて、人口は現在約400人。四季を通じて温暖な気候なので花づくりが盛ん。小中学校の運動場西の場所には、真鍋島の本家屋敷跡がほんの少しだけ残っているらしい…。 |
■■六島
笠岡市六島 |
「備中笠岡から南へ七里、瀬戸内海のほぼなかほど、そこはちょうど岡山県と広島県と香川県の、三つの県の境にあたっているが、そこに」小島があって六島といいます。 もちろん獄門島のロケ等に使われましたー! 灯台の島ともいわれていて、島の人口は現在約100人くらい。島の高い所には小学校があり、見晴らし良好♪大正時代からある灯台は白く大きく、以前は灯台守が住んでいたが、昭和40年代以降無人に。冬になると咲き乱れる自生の水仙が島の自慢♪ 桟橋は護岸工事の為かつての面影はないが、近くの唯一の小さなお店の前には、島の人達がよく集まっているよ!いろいろ話を聞いてみよう! 真鍋島からの一日2便の船と週に一度の笠岡への船のみ。 問い合わせ:六島航路 0865-68-3962 |
岡山を舞台にした作品は・・・ | 本陣殺人事件、獄門島、夜歩く、八つ墓村、死仮面、鴉、湖泥、蜃気楼島の情熱、車井戸はなぜ軋る、首、悪魔の手毬唄、人面瘡、悪霊島 |