福岡の洞窟紹介洞窟〜福岡福岡の洞窟紹介たい!


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★千仏鍾乳洞
 (千佛鍾乳洞)

北九州市小倉南区平尾台 総延長?

 

平尾台〜キレイだね♪

 

 

千仏鍾乳洞の洞口

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 福岡の小倉の南。平尾台は、標高400〜600m、南北11km、東西2kmに広がるカルスト大地。日本三大カルストといわれている。(他は、秋吉台と四国カルスト) その平尾台を代表する洞窟が千仏鍾乳洞!

 平尾台の東端に位置し、夏休みは長蛇の列ができるほど?の人気。その人気の秘密とは・・・水の中をザブザブ歩く鍾乳洞なのだ〜!
 洞窟自体の長さはよくわからないが、1200mを観光できる。洞口から480mまでは普通の鍾乳洞。そこからは水路を歩くことになる。照明は900m地点で終わる。懐中電灯は必携だ!

 駐車場から急な坂道を、まわりの緑を楽しみながらひたすら降りる。帰りのことを考えるとぞっとするような道のりだけど、たいていの鍾乳洞がそうなんだもんな〜お約束(^_^;)
 洞口の側には売店がある。食事もできるみたい。そのお店の横ではゴム草履の無料貸出しがある。ぜひ履き替えよう!(それにしても、小学校のトイレ以来ゴム草履は久々だ〜)
 管理小屋には更衣室らしきものもある。この洞窟に入るには、ハーフパンツのようなものをオススメする。膝まで水につかるのは確実だから。。。

 洞口には約30個くらいの鍾乳石が垂下している。素晴らしい!ちなみに内側から帰りに見たら、外の明かりのシルエットからしてギザギザの歯のようだ。巨人の胎内めぐり〜!(^▽^;

 洞内を進むとしばらくは普通の鍾乳洞。ゴム草履が足にくっついて歩きやすい。気温は1年を通じて16度でそんなに寒くない。水温は14度…。

ココから奥の細道 ←480m地点に着くと「奥の細道」の看板が!(@_@)

チベタイ!  さぁ、これからだ!
 おそるおそる足を水に入れる→
 非常にツメタイ〜\(+_<)/


 最初は冷たくて冷たくて足が死ぬのでは?と思うくらい冷たく感じる。必然的に、横の岩のくぼみ等をつたい、できるだけ足を水につけないように進むのだが・・・こんな冷たい水、果たして足は慣れてくれるのか?と不安になる。
 が、慣れます(笑)
きれいな一枚石灰岩を流れる清水。次第にこれがヨクなるんですよ〜。

  細くてワクワクする通路   足元ばかり見てないで鍾乳石も見よう!   二つあります。

 狭くて水の洞内を進む。実に探検気分!通路もいい感じである。
要注意なのはデジカメ等もいつのまにか濡れてしまう事。気をつけましょう。

一人づつしか通れませんヨ 

 人が多い時は、
 引き返す人と道を
 譲り合わないといけない。

 それも大変デスヨ〜!
  狭いので。

 ←子供は潜りやすそう。
 
 
 難所の堀サク門を潜ると照明は終わり。後は懐中電灯を持っている人だけ進める。少しザバザバ進むとすぐに超難関の地獄トンネルに!

地獄トンネル〜私には潜る勇気はなかった(>_<)
 ←これが地獄トンネルだ!
  クリックしてみそ。

 これでも一番水が少ない時期。さぁ潜ろう!

 この奥には小さな滝が3つある。でもほとんどの人が、この地獄トンネルで引き返すのですよ・・・。これ潜るにはかなり濡れるので。

 帰りは来た道をひたすら戻るのだが、もう水の中を歩くのは慣れている。膝くらいまである水路をジャブジャブ、ザバザバ、ザブザブ!ちょっと早足で走ってみて、気分はすっかり多治見要蔵(山崎)〜!ヽ(^。^)ノ

 この鍾乳洞は実にオススメです!洞内見学というより探検気分バッチリ!
洞窟から出たら、売店で冬ならカルストまんじゅう、夏ならソフトクリーム♪

大人は800円、高校生600円、中学生500円、小学生400円 093-451-0368

★牡鹿洞

小倉南区平尾台 総延長約0.4`

 

ココで懐中電灯を借りる。

 

 

 

 

 

 

 

 平尾台観察センターに近く、行きやすい。また駐車場ではキャンプもできるようになっている。問い合わせてみよう。近くにドリーネが密集していて「川ドリーネ」と呼ばれる所が。

 入口の小屋では親切なおじさんが懐中電灯を貸してくれる。千仏鍾乳洞で貸してもらえないのは、やはり入場者数に違いがあるからだろうな・・・
 おじさんに見送られてどんどん小道を降りていくと、やっと見えてきました。「恐竜の落とし穴」が〜。

休日に行くと、ケイビングの人たちに会う事もある。  牡鹿洞は恐怖の竪穴♪

 まずは30mほど垂直洞の部分の階段を降りる。
 (全体の高低差は約48m)
 すると下に見える広いホールに到着。

 
 降りてホールの右手に行くとすぐ化石発見場所がある。オオツノジカにナウマン象にニホンカワウソ。落ちちゃったんだろうね、この穴に。

 ホールの左手からはどんどん下る。8万年前の阿蘇山噴火の為に、洞内の鍾乳石は茶色・・・(>_<) 最下層の横穴部分の天井に白い部分が少し残っている。とりあえず、どんどん暗い洞窟を降りていこう。

神秘の泉が〜! 最下部に降りると、道が二つに分かれる。
右に行くと湧泉に通じる。表示がある穴にもぐりこんでみよう!薄青い超透明な泉が見れるよ(^-^)

 (水が少ない時期は見るの苦労しますが・・・^^;)

滝です。
 最下部を左に行くと小さな滝に通じる。
鍾乳洞にはやっぱり水がお似合いですねー。

 (水が少ない時期はささやかな滝・・・)


大人は500円、小学生300円 093-451-0165 9:00〜17:00 悪天候休

★目白洞

小倉南区平尾台 総延長約2.1`

小屋がみすぼらしい・・・

怪しい洞口

 

 

 

 ↑北洞への道。赤い矢印がある。
   南洞を入ってすぐ左手下。

 

 平尾台最長クラスの鍾乳洞。一般観光できるのは南洞の約200mのみ。北洞や白蛇洞はいつか観光化されるらしいが・・・?

 管理小屋の横には名物の超巨大タイヤがある。『目白洞』当然ここで記念写真をとろう。券を購入し小屋の裏口に進む。え?洞口はどこ?
 小屋の裏口を出たところはキャンプ場なのか?思わず流し素麺に参加したくなる気持を押さえて、おそらくこっちだろうと前に伸びる小道を進んで坂を下る。あっ!ヘンな洞口(爆)!

 中に入って階段を下りていくと後は平坦で整理された横穴風。が、妙に足元が土っぽいぞ?この南洞の最大の特徴は、見事に水平に広がった一枚岩のような天井。

ちょっと斜めになっちゃった ←こんな感じ〜。

  通路の両側はずっとフェンスがあるので
  なんか哀しい。
 

鍾乳石もイロイロあるよ  フェンスがなかったらいいのに・・・  茶色くなかったらいいのに・・・

 鍾乳石はよく発達している。がフェンスと足元が土っぽいのが少し残念。しかし水平一枚天井岩は見応えありますよ〜!

炭鉱みたい・・・ 

 ←ここで観光洞は終わり。
   でももっと進みたくなるよね?(笑)

 
 
許可をとらないと入ってはいけない北洞には、大ホールやプール、最奥部には落差約20mの滝とエメラルドグリーンの美しい滝つぼがあるらしい。
 ケイビングツアーも時々催されているらしいので、平尾台観察センターに問い合わせてみよう。(行って帰ってくるのに6時間以上かかるらしい)

大人は500円、小〜高校生250円 月・金曜日休み 093-451-2812

★岩屋第一鍾乳洞
 (岩屋鍾乳洞)

田川市大字夏吉 総延長約?`

 

 田川盆地の北端の岩屋には大小3つの鍾乳洞があり、その中でこの岩屋第一鍾乳洞が、岩屋鍾乳洞という名の観光洞として公開されている。入り口から170mくらいが整備。
 無料!ヽ(^。^)ノ

 入洞するには、バス停近くにある管理人邸「上原家」で照明の鍵を借りる。商工観光課に問い合わせしておこう。
 洞口は、須佐神社の横にあり市の天然記念物のバクチノ木が目印。内部は非常に狭く、石筍を乗り越えたりスリル満点!

問い合わせ:商工観光課 0947-44-2000 (内線311.312)

★青龍窟

京都郡苅田町大字山口字青龍
 総延長約2.0`

 

 

 

 平尾台の北東部にあり、平尾台最大級の鍾乳洞。
国指定天然記念物になっていて、山岳修験道等覚寺の奥の院でもあり、動物化石が多数産出されている事でも有名。

 カルスト台地の斜面にポッカリと洞口が開いており、とても広い洞口ホールは、修験道並智山等覚寺白山妙理大権現の奥の院として、現在も信仰の対象に。その昔、景行天皇征西の際、賊土蜘蛛を御親征遊ばされた由緒あるところだそう(日本書紀参照)。明治の頃まで、実際に修行の場。
 中央には豊玉姫を祭神とした祭壇がある。その他、釈迦三尊像や四天王像の他に石造仏残欠が今も残っている。

 洞口ホールの下には、中層と現在も水流によって浸食されている下層がある。二重蛇行する曲流現象及び階層構造が特徴で、洞内はきわめて複雑!多くの支洞があり迷路〜(゜o゜;
 石筍などの鍾乳石が発達しており、見所満載。
また、田代の岩屋と繋がっている。

 ナウマン支洞には、ドリーネから落ちたらしい動物の化石がたくさん見つかっている。約3万年前のナウマン象やオオツノシカ、ステゴドンゾウなどなど。でもまだ化石調査が終わってないので、ナウマン支洞には立入禁止。残念!

★水無鍾乳洞

前原市水無 総延長約1.6`

 

 名前は水無ですが、水有ります(笑)。洞口は川の上流と下流にあり、通り抜けタイプ。

 下流の第一洞口は井原山の登山口の近く。川岸の道の脇に開口していて、駐車場と看板がある。そのため気軽に入る人が多いらしいが、素人だけでは大変キケン!入らないように。
 第二洞口は、谷の中腹にある。初心者は第二洞口から入洞し、滝ホールの入口あたりで引き返した方がよい、とのこと。

 洞内は狭いアップダウンが多く、コウモリがたくさんいる。内部にある滝は、水量は少なめだが、傾斜50度くらいの斜面を15mほど一気に下っていて壮観らしいです。

★不動洞

行橋市大行事 総延長約1.2`

 水穴探検用鍾乳洞。鍾乳石自体は少なめ。

 千仏鍾乳洞から谷沿いに続く自然歩道を下り、途中から分岐する千仏不動参道を登り、沢の源流あたりの垂直な岩壁の下に洞口があるらしい。
 洞口からは大量の水が流れ出ていて、水量が多い時は入洞できない。

★こむそう穴

北九州市小倉南区新道寺 総延長約0.4`

 恐怖の竪穴!難易度高し!

 牡鹿洞から千仏鍾乳洞に向かう途中の右手のドリーネ底に洞口があるらしい・・・

★その他の洞窟

芥屋の大門 水無洞 吉右エ門がま 岩屋第二鍾乳洞 岩屋第三鍾乳洞 光水鍾乳洞 大穴 小穴 人参窪第一洞 人参窪第二洞 水源地の穴 断層ヘリクタイトの穴 藤戸洞 八窪の穴 芳ヶ谷第一洞 芳ヶ谷第ニ洞 芳ヶ谷第三洞 鈴ヶ岩屋 雷神洞

 詳しい情報をお持ちの方は、教えて下さい。m(_ _)m

 平尾台には洞窟が多くってねぇ・・・

 平尾台観察センターには必ず寄ってみて下さいな。

横溝World